森の子日記

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5月10日(火)

今日は味噌炊きです。

昨日浸水した大豆がぷっくりと膨らんでいるのを朝の会で観察しました。丸い大豆が水を吸うとちょっと細長くなるから不思議です。これを10時頃から焚き火でひたすらぐつぐつぐつぐつ・・沸騰すると一気に泡が噴き上がります。これをおたまで掬ってボウルに入れてあげると子どもたち、みんなでたかってこの「泡」を食べます。「おいしくないでしょう?」と聞くと「おいしいよ!」「甘い!」と言います。ほのかに大豆の甘味がしますね。クリームのようなこの泡はいつも人気ですね〜泡なんだけどね・・「泡、まだ食べてないっ」とか言ってくる子も〜・・「泡」・・なんですけど・・・^^;;

いつものように炊き上がった大豆にも、もちろん群がる子たち。つまみ食いの域を超えてがっぽりと手で掬っていた子も。で、それを周りにいた子たちに配っていました〜^^;; 

さて、そんな 柔らかくなった大豆を少し冷まして、袋に入れて、子どもたちでふみふみして潰します。一方、麹と塩を混ぜ混ぜし、その中に踏んで潰した大豆を入れてさらに混ぜ混ぜ。これをボールのように丸めて、樽に入れます。秋風が吹く頃まで置いておくと、おいしいお味噌ができると思います。

翌週、去年仕込んだお味噌と比べてみました。仕込んだばかりのものは白っぽく、去年のは茶色です。匂いも嗅いでもらいました。去年のは子どもたちが「いい匂い〜!味噌汁好きがから!」と言うくらいいい香り。でも仕込んだばかりのものはまだ香りがしません。味もしょっぱいだけです。なんでこんなに違っちゃってるんだろう?と子どもたちに聞くと、みんな????という表情。おとなだって??ですよね。やがて、「時間?」と言う声が。なるほど〜ほんとだ。時間が変えていったんだね〜 今年仕込んだものも、秋には美味しいお味噌になると思います!